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最新情報 TOPICS & NEWS |
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新年おめでとうございます。 皆様にとって良い年でありますように。 今年もどうぞよろしくお願いいたします。 ウィミンズ・メッセージズ 編集長 高嶋紀子 スタッフ 一同 |
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「HOW TO 社会人留学」
2009年 1月24日 (土) 14:00〜 15:30
京都府国際センター
シニア留学、社会人留学を考えている方への情報提供イベントです。
詳しくは「時事英語トーク」のページをご覧下さい
グルジアの「白いスカーフ運動」について、NHK、毎日新聞より取材を受けました。
「白いスカーフ運動」についてはこちらをご覧ください。
「ウィミンズ・メッセージズ」 38号
2008年12月31日発行
今号の内容は
◆坂東真理子さんからのメッセージ
◆上野千鶴子さんが語る
◆いとしの捨て猫たち
◆シリーズ:私の20年ー違いを乗り越えて
◆認知症を防ぐ法
◆モントリオール高齢者世界会議
その他、楽しい英語情報満載です。
皆様のご意見、ご感想をお待ちしています。
高嶋紀子 講演報告
大阪シルバー人材センター(参加者400人)で「ゆとりの人生 輝く街に」のタイトルで講演をしました。ゆとりの人生を有効に生かすためには? 輝く街の共通点、などを今まで取材した国内、海外の映像を交えて話しました。
働いている60歳以上は1千万人近くいます(2005年)。この5年間で45万人増え、今後大量の団塊の世代が参入してきます。シニアパワーを生かして、子育て支援、予防介護事業などを、具体的に何をどうしたらいいか、今後の講演でも具体的にお話しする予定です。
同時に介護保険の上手な利用法や、さまざまな介護の役立ち情報を講師の介護体験や国内、海外取材を交えてお話しします。ぜひ、あなたのご家族やご自身のために役立ててください。
高嶋紀子の New ワールド!
No.121
「あわただしい1年」
ウィミンズ・メッセージズ の今年の最終回も4時過ぎて、ピンポンと宅配便が。高嶋紀子宛で差出人はスタッフのTさん。ふしぎ顔の高嶋に「あ~、やっと届いたわ~」と皆が安堵のようす。なに?何?
「開けてみて」に促されて包みをほどくと、真っ赤なクリスマスの包装紙。中身は白磁に淡いグリーンとピンクの すてきなコーヒーカップ6個セット。添えられたカードには「この1年間ご苦労様でした。・・・」そして過分なお礼の言葉と「スタッフ一同」のメッ セージが。「カップは私たちが使うんだけどね」とのコメントに、最近高嶋が町のバザールでコーヒーカップセットを見て廻ったことを皆が覚えていてくれたんだ。毎週金曜日、昼食時にカップで紅茶を飲みながらのおしゃべりが何よりの楽しみ。初代カップがくたびれてきたのを高嶋が気にしていたので、スタッフのみ んながプレゼントしてくれたのだという。
メッセージを読んで高嶋はうるうる、うるうる。ウィミンズ・メッセージズ 20年記念のときに、仲間がゴールドのすばらしいペンダントトップをプ レゼントしてくれただけで、高嶋は十分ありがたかったのに、ふたたび、こんなすてきなプレゼントをもらうなんて。高嶋は果報者だ。
お礼を言うのは高嶋の方だ。いつも締め切り間際にドタバタ、定例日以外にもいやな顔をしないでかけつけてくれる。今回はウィミンズ・メッセージズ の発行が大幅に遅れた。高嶋があちこち海外や東京に出かけ、高嶋がいなくてもすべて皆がちゃんとやってくれる。その上、グルジア女性を招く「白いスカー
フ」プロジェクトの立ち上げ。おまけに「ハハ入院」「ハハキトク」などの連絡がウィミンズ・メッセージズ の勉強会時に直撃。編集追い込み当日、母の通夜
を知った仲間が「高嶋さん、今ここにいる場合じゃないよ」とすべてを引き受けてくれて、やっとウィミンズ・メッセージズ 38号の年内発行ができたのだっ
た。母の葬儀も終わり、発送も仲間の協力で完了し、安心して年をまたぐことができる。
仲間のみなさんありがと~~ そして仕事や母の介護でお世話になったみなさん、ありがと~~~
長男のギリシャでの結婚式に駆けつけたのも含め、あわただしい1年だったが、母を追悼しつつ、感謝の気持ちで1年をしめくくれたことに感謝したい。
No.120 Nov. 5
「カナダでの世界会議」
すっかりごぶさたしてしまったこのコラム。帰ってきました、カナダから。
「60カ国廻ってるのにカナダへまだ行ってないの~?」とからかわれ続けていた けれど、やっとたどりついた、モントリオール。ついでにデトロイト。おっとこれは、カナダとナイアガラの滝を挟むアメリカの国境都市だ。目的はモントリ
オールで開催の「世界高齢者会議」への参加と取材。詳しいことは近々発行のウィメンズ メッセージズ38号と次号39号で紹介の予定だけれど、ここでも人権や男女共同参画を 意識することになった。
まず会議参加初日、飛び込んだオープニングで、国際長寿センターのバトラー会長が「高齢者の権利は人権です!」と高らかに宣言したのに感激。主催 国カナダ介護事情はどうかといえば、主な介護者はやはり女性。介護のために多くの女性が仕事をやめざるを得ない、従って年金も男性より格段に少ないなど、
カナダも日本と同じか~。
高齢者施設を2箇所訪問できたのはありがたかった。日本の有料老人ホームや特別養護老人ホームに相当するが、どこもきれい、清 潔。日本からの見学を受け入れるくらいだから当然?中型犬も猫も住人として当然の顔をして私たちにアテンドしてくれたのは心和む風景。日本では女性の施設
入居者が圧倒的に多いけれど、訪問したカナダの施設では男性が半数くらいいて、車椅子の男性は大きい声で「You Are My Sunshine」を一緒に歌っていた。高齢者の男女共同参画もいいもんだと思った。
No.119 Aug. 30
「Skypeが通じた」
23:30 NさんのSkypeがon になっている。「でも真夜中だしね~ 実験したいけど」と我慢。
インターネットのプロバイダーを変えてようやくメールが順調に動き出した後、すぐ パソコン担当のNさんがSkypeをセットしてくれた。「ここを押したら Skypeが出ますからね」と懇切丁寧に説明してくれて、Nさんは帰っていっ
た。「せっかく教えてもらったのだから、ちゃんとマスターせねば!」と、マジメな高嶋なのだ。
するとパソコンからなにやら音が・・・ 「ややっ、Nさんから だ。え~っと、通話をするのはどうするんだっけ?」
えっちら、オッチラ ようやくボタンをクリックすると「高嶋さん」とNさんのはっきりした声。「うち もSkypeのカメラをつけたから実験でコールしたのよ」
そこで昼間に教わったように、カメラのボタンをクリック。オーッ、Nさんの顔がパソコン上に映っ た。成功だ~い。「こっちも高嶋さんの顔がよくうつっていますよ」う~ん、化けの皮をはがしたあとのすっぴんナンだけど・・・
Skypeは無料なのがあり がたい。国内だけでなく、海外も無料だそうだ。そこで海外へも実験。ポーランドは8時間遅れだから、今は午後4時ごろ。ワルシャワ住まいの息子の連れ合いのMさんのSkypeがon になっている。
クリックしたけれど、お出かけみたい。しかしすぐ折 り返しポーランドから通話あり。「すみません、気がつかなくて」「えっ、こちらがコールしたことがわかるの?」「ええ、画面に出ますよ」
彼女はすごい。ワ ルシャワで自分でパソコンを立ち上げ、Skypeまで入れたんだから。たまたま休日だった息子とも会話。「Skypeで結構はっきり聞こえるもんだなあ」
と感心している様子。しかしときどきとぎれる。国内ではとぎれない。通話料無料で安心して世間話。ワルシャワはすっかり秋で、木の葉が黄色づいて入るそう
だ。オリンピックの話、ユーロ経済が落ちてきた話など、国内と同じ感覚で話せる。なんという科学の進歩。ついていくのも大変だ~~~
No.118 Aug. 14
「宇治の花火と平安女性」
8月10日夕方、京都駅で目の前に宇治行きの列車が。時は19時過ぎ。「あと30分程で花火が始まるんだ!」宇治の花火をそばでみたことがない!よし!方
向変更だ。
電車に飛び乗っておどろいた。自分のまわりの若い女性全員が浴衣姿だ。彼女らと一緒の若い男性も何人か浴衣姿で。みんな笑顔だ。「しあわせ車 両」と名付けて一人悦に入る。
30分で宇治に到着。窓から花火が見えた。飛び降りて、宇治川の橋までは行かずに、駅前広場でストップ。とてもよく見える場 所を確保。
19:45分から始まった花火は全部で7000発。終わるまで1時間の間に花火は5分間隔で10回打ち上げられていた・・・・ということが後で わかった。はじめ小さく、5分間の最後に華やかなフィナーレ。そして最終フィナーレは、きらめく花火の乱打で、あたりが昼間のように明るくなった。それは 大スターマインで、「源氏ろまん、光源氏は永遠に」がテーマだったそう。
他の9セクションも「源氏物語千年の時を越えていま蘇る」だの「源氏ろまん。浮舟 の微笑」だの、全て源氏物語にちなんだストーリーがあったことがわかった。そこで納得。ここ宇治は源氏物語の最後の章「浮舟」の舞台だから。二人の男性に心を寄せられ、悩んだ浮舟が宇治川へ身を投げ、不本意に助けられ、これから
どうなっていくのでしょう、というところで源氏物語は終わっている。
通い婚だった平安時代は、女性は男性が通ってくるのを待つしかなく、忍び込んでくる嫌 な男性を拒むこともできず、「源氏物語」は女性問題を含んでいるんだ、と思いがけず花火に古代のロマンを感じたのだった。
No.117 June 25
「エーゲの結婚式」
ギリシャのサントリーニ島で結婚式をあげるのが、若いカップルのあこがれだとは知らなかった。
我が家の息子がその島の、エーゲ海を見下ろすバルコニーで人 前結婚式をするなんて・・・ しかも、楽隊のあとについて若いカップルを先頭に家族が街を練り歩くなんて夢にも思わなかったよ~ん、と思いつつ、石畳のでこ
ぼこ道を歩く。
飛び出してきて拍手やお祝いの歌を歌ってくれる街の人たちに、せいいいっぱいのにこにこ顔でお礼の会釈を返し、今まで訪れたいろんな国で出 会った結婚式のマーチを思い出した。
近くのレストランでの夕食ですべてが無事に終了。息子にはもったいないすばらしい女性がパートナーになってくれてよ かった!よかった!ふたりで仲良くやってちょーだい。赴任先のポーランドで。
No.116 May 6
「宮崎の青い空」
「宮崎へ講演に言ってもらえませんか?」という電話をもらったとき、「やったー」と思った。大分や鹿児島へ講演にいくたび、「宮崎はとなりなんだけど・・・」と思いつつ、今まで縁がなかったから。
地元新聞社の主催で、聴講者が元気になるような話を、とのことでテーマは「輝く未来・あなたがつくる」。今まで取材で出会った、輝いている日本人、外国人を紹介しつつ、その共通点、自分のできることなどを話した。持って行った日本でも最小クラスのパソコンがうまく動いてスライドショーもうまくいってほっ。
終わってからインタビューにきた雑誌記者の愉快な質問。「加齢臭をなくす化粧品の話が出ましたが、商品名は何ですか?実は娘に嫌がられているんです」
個人的なことなんですが・・・と恐縮しながらの質問に、もちろんくわしくお答えした。輝く未来のためには、若い人に嫌がられないように、加齢臭にも気を配らなければ・・・と自分の子どものころ、風呂嫌いだった祖父のことを思い出して話し、化粧品や加齢臭の出る体のスポットも話したからだった。他にもいろいろ具体的に・・・皆がとても喜んでくださって、記念撮影をして空港へのタクシーから見上げる青い空にはやしの木が高くそびえていた。さすが南国。翌日宮崎は大雨だったそう。「晴れ女のたかしま」だ~い。
数日後に送ってくださった地元紙にはたかしまの大きい写真入り記事が出ていた。さあ、今度はギリシャ・ポーランドへ行ってきま~す。
No.115 Apr.30
「 驚いた!おどろいた!オドロイタ!」
大阪で次の予定まで2時間半時間があった。そうだ、あそこだ、念願の場所だ。地下鉄御堂筋線に飛び乗り動物園前で下車。行き先は?
動物園じゃない。飛田新地。かつての遊郭だ。Women's Messagesの初期に、アフリカ、りべリア帰りのMr.あんどーが言ったもんだ。「大阪のとびた新地にはきれいなおねーちゃんがいて、そばにやり手ばばあがついてるんですよ。いつか連れて行ってあげますよ」
でも彼はJICAに就職して遠くへ行ってしまい、好奇心の種火は今までくすぶり続けていた。仕方がない、一人で探検だ。暗い商店街をずいぶん長く歩いて左へ曲がると一軒だけ南座のようなつくりの不思議な建物。そこから先が飛田新地だった。
道路に面して玄関の半間が開いている日本家屋が並ぶ。 飾り立てた玄関先に、きれいで若い女性がふわふわの座椅子に座り精一杯の(作り)笑顔。OL風あり、ナースのコスチュームあり、厚化粧あり・・・みんなきらきら。女性の横には真っ赤なじゅうたんが奥へ続いている。看板には料亭と書いてあるけれど・・・???
女性のそばで、玄関に腰掛けて、中年女性が通行人を手招き。はは~ん、あれがMr.あんどーがいってたやり手ばばあってわけ?私は「ばばあ」なんて失礼な言葉は使わない。しかしおねーさん、女性の私にまで手招きしてどうするの? ここは明らかに売春の街。法律違反じゃないの?と思うけれど、「飛田新地料理組合」の看板で抜け道が護られているんだろうか?
まっぴるまの3時なのに、まっぴるまだから?人通りは少なく、招かれざる女性客の高嶋紀子は目を伏せながら、ちろちろと熱心に見ながら、全部の通りを歩く。通りを抜けたら、駅がわからなくなった。ようやく駅にたどりついてほ~っつ。今まで出会った中でいちばん驚いた街だった。何にも危険じゃなかったし、街は明るかったし、何の問題もないように、見えたけれど、やっぱり女性問題が凝縮しているんだと思った。次は夜に来てみるべしだ。
No.114 Mar.30 2008
「見えない自分―創刊満20年」
Women’s Messages 37号をようやく出稿した。今回も「私の20年」としてとてもいい記事を掲載することができた。
なかでも自信作は、カナダ人女性ティナ・リスによる「人生はパッチワーク」の対訳記事だ。カナダのビジネス界でキャリアを積み上げてきたティナが、ある日われに返り、世界の旅に出て、70カ国。アラブであやうく王子のハーレムに入る境遇になりそうになったり、今話題の渦中のダライラマ14世に会ったり、さまざまな体験の長文エッセーだ。翻訳は今までで一番大変な作業だった。メールやFaxで送られてきたスタッフからの和訳をパソコン上で英文と和訳を並べて1センテンスずつ確認。スタッフの個性あふれる訳を全体でひとつの雰囲気の文に。時には、バッサ、バッサと訳を削ったり、ひっくり返したり、全く別の意味に変えたり。ネイティブの英語は表現が違う。特にティナの英語は情感にあふれ、哲学的だ。その上滞在国の特殊な風習がある。モロッコでティナが体に赤く塗ったヘナの描写では、私がパキスタンで手の甲に唐草模様にペインティングされた経験が役に立った。訳ができた後、スタッフで何回も読み合わせ、すり合わせ。そして府の国際センターで国際時事トークとしてティナとともに発表した。終了後、英語で仕事をしている会員外の女性が 「ここまで訳すのは大変だったと思うわ」と言いにきてくれたのはうれしかった。市の国際講演会でも地元スタッフのKさんとYさんがティナと再出演。その後、ティナの加筆原稿が入り、最後の印刷では、「文字が一字はみでている」の連絡で原稿差し替えに走る。で、やっと出来上がった記事を見て感無量。1998年創刊以来満20年、いちばんいい訳かもしれない。スタッフの名前をしっかり入れた。自分の名はない。それが自分の役目。見えないところでにこにこが高嶋紀子のしあわせだ。
No.113 Mar.10 2008
「風流人のきわみ」
住宅地で個人がひな人形を千体も集めて見せていると聞いた。たった3日間の展示。さっそく駆けつける。
「大人のひなまつり」「私的なひなまつりです」の看板あり。確かに。ゆったりした2階建て住まいが展示場。隅から隅まであらゆる種類のおひなさま。説明書きは一切なし。何対もの内裏雛たちがひな壇に結集していたり、宮殿らしき建物の中に鎮座する内裏雛、とりわけおもしろかったのは、顔を見合わせてしゃべっている内裏雛、踊っている3人官女、飲めや歌えの5人ばやしに笑ってしまった。大変貴重だろう思われるものや、素朴な紙びなが何の囲いもなく、監視人もいず・・・。家人が言った。「玄関を右へ右へと廻ってごらんなさい。のれんのかかった家にも展示がありますよ。」さっそく行ってみる。入ると「何人?」と聞かれ、さっと饅頭が出てきた。続いておうすが・・・「おいくらですか?」「無料です」「え~っ?」さっきも入場無料だったんですけどー
不思議に思って聞いた。「このコレクションの持ち主はどういう方ですか?」「う-~ん いわゆるスキシャですね」
「すき?好き、シャ?しゃ?者?――風流人ということですか?」「そのとおりです」 そっか~ そういう人もいるんだ。最高に幸せな人かも。見せてもらってありがとう~~~
No.112 Jan.1 2008
「平成20年代の始まり これからもどうぞよろしくぅ~~」
新しい年、今年もよろしくお願いします。
そうなのかァ 平成時代はウィメンズ メッセージズ と前後して始まっているんだ。何しろウィメンズ メッセージズ も今年6月に満20歳を迎えるし、平成の時代とともに歩いていくのかも。と、ゆーことは、時代に合わせて進む必要があるということね。
去年はウィメンズ メッセージズの20年目と言ってたけれど、今年は満20年と言うことにしよう・・・ 3月発行予定の37号の作戦だよん、などと考えていると、大手スーパーのめがね売り場で、聴力の無料検査に誘われた。オモシロイ!初めてだ。早速OK
する。上半身をすっぽり覆うカバーに入って、椅子に座る。いろいろな高音や低音が聞こえたらぱっぱっとボタンを押すだけ。すぐに終わって異常なし。ヨカッタ!耳は大丈夫だ。アタマは?
めがねやさんで、視力検査ではなく、聴力検査?と首をひねったけれど、ま、いいか。安心したから、また今年もがんばろっと。去年は長男が勤務の銀行からポーランドへ転勤辞令 、1週間もしないうちに婚約、婚姻届提出と 本当にビックリしたけれど、今年はどんなことが起こるかな~?
ともかくベストを尽くして、悔いのない年になりますように!みなさま、よろしくおねがいしま~す。
No.111 Dec.31 2007
「今年もお世話になりました・そして60カ国達成だ〜い」
1年は早い。20年も早い--今年はWomen's Messagesが20年目だった。そして年末に訪問国が60カ国になったのもびっくりだ。なぜならクロアチアへ行って58カ国のつもりが、スロベニアへも、ボスニアヘルツェゴビナへも廻ったから。おまけにスロベニアでは小学校で子どもたちや先生から大歓迎を受け、ボスニアヘルツェゴビナでは現地の親子にインタビューまでしてしまった。クロアチアではアドリア海の真珠「ドブロクニク」の景色も、晴天でよく見えたけれど、ユーゴ紛争の傷跡をあちこちで撮影し、話も聞けたのは、ほんとうに、幸運だった。詳しいことはWomen's
Messagesの次号を見てね。
その上、このニューワールドは1の3並び、111回目だよ〜ん。いつもホームページをメンテしてくれている中村さんありがとう。高嶋がひょい・ひょい、出かけている間、毎週の勉強会が続いているのは、Women's
Messagesの仲間のおかげだ。皆さんほんとにありがと〜〜 その他いろいろお世話になった方全員にお礼と感謝で1年を締めくくれるのは、いい年だったということだ。
来年もよろしくお願いしま〜す。
No.110 Nov.30 2007
「ひとり参加の日帰り旅行」
紅葉がさかりのころ、はがきが届いた。「日帰り旅行のご招待」と、カラフルな文字が踊る。「招待と言うと無料?」よく読めば、以前スーパーでレジの係がはがきをくれて、訳も分からず適当に書いて出したことがあったっけ。温泉に入って、後楽園散策とのこと。岡山へは講演で何回も行っているけれど、考えてみたら後楽園はどうだっけ?一度いってみたい。ひとり参加の旅も経験してみたい。
行ってみて驚いた。ひとり参加の人が多い。海外旅行の免税店のように、最初に連れて行かれた貴石の会社では誰も買う人がいなかったそうで、お見事!昼食は大きな温泉ホテルの大広間。たたみに座るのに四苦八苦だ。すきやきのひとり鍋まで運ばれてきて、びっくり。ざらっと並んだ人たちが、豪華な食事を、静かに黙々とたべている沈黙の世界は、とても不思議な光景だ。外国人なら知らない人同士でもわいわい、にこにこ食事をたのしむところだけれど・・・
食後は、温泉の様子を探検だ。大浴場は大混雑。庭園のはずれの露天風呂は?ひなびていて人がいない。ラッキー!と急遽運動靴を脇において露天風呂に飛び込んだ。山奥の講演の後、宿の露天風呂にひとりつかったことを思い出す。肌がつるつる、体が芯からあたたまったみたいで、とっても気持ちがいい~。だから日本人は温泉が好きなんだ、と納得。
やっとお目当ての後楽園へ。うん、きれい。よく整備されている。京都の庭園にひけをとらないね。さすが日本の三大名園だ!と、足早に廻り、帰りのドライブインではやっぱりおみやげを買ってしまった。
家族や友人との旅も楽しいけれど、団体のなかのひとり参加もいいもんだ。貴重な経験だった。
No.109 Oct.28 2007
「20年ありがとう」
ようやくウィメンズ・メッセージズ20年記念号ができた。表紙はがんばってカラー刷りだ。20年の感謝をこめて、表紙写真はウィメンズ・メッセージズのスタッフのみんな。ただし全員があっち向き、こっち向き、こんな写真はみたことない。だけどおもしろい。ウィメンズ・メッセージズの自由な雰囲気を表していて、撮影者、高嶋一番のお気に入りの一枚だ。
大手新聞にもカラーで大きく紹介されて、書いてくれた編集委員のKさんありがとう。日頃のスタッフの協力に感謝して、今日は時事英語&こぼれ話。カナダ人のTinaが駆けつけてくれて、いい勉強ができた。終了後、京都駅近くのチャイニーズレストランへ。 各国大使館や、表紙になってくれた著名人撮影時のうらばなし、スタッフそれぞれの思いで盛り上がった。名古屋の会員O氏から贈られた立派な花かごを真ん中にみんなで記念撮影。その花をじゃんけんで分けて全員にこにこ。外へ出たら、太陽がまぶしかった。
明日早朝にフィリピンへ出発だ~~
No.108 Oct.28 2007
「ペルーから近江八幡へ」
驚いた。Women’s Messages20年記念号の編集に追いまくられている間に2ヶ月過ぎてしまっていたみたい。疾風怒濤のこの月日。ペルーへ出発4日前、現地で大地震が起こり、
出発するかどうかで直前まで旅行社との連絡のラリー。地震の第一報を聞いて一番にしたのは、軍手を旅行バッグに放り込んだこと。物見遊山では現地の人に申し訳ない。機会を見つけて復興の手伝いをしよう。 しかし一方で不安も。
物資不足の現地で、おとなしい日本人は(高嶋も!ここを強調)格好の略奪の獲物だ
(ペルーの皆さんごめんなさい)。 案の定、国際機関の援助物資が奪われるニュースが。かくしてペルー行きはキャンセルになった。 代わりにというわけではないけれど、幼なじみの友人たちとの前からの約束で、
滋賀県近江八幡の国民休暇村へ一泊。
朝6時半からの散歩で、聴診器を渡され、木の幹にあてて、水を吸い上げる音を聞いた。 カヤの木は「シュー、シュー」という炭酸飲料の泡のような音、びわこの岸辺に近い桜の木は「ゴボッ、ゴボッ」といかにも水を吸い込んでいるような音!初めて聞いた木の生きている音、忙中閑ありのフレッシュなひとときだった 。
No.107 Aug.20 2007
「大文字が見えた」
7月のニューワールドが抜けたので、補充の意味でもう一篇。
珍しく大文字の送り火の時間に在宅。
NHKで北山の先はあの世と昔の人は考えていたとの解説。南はこの世。我が家は京都の南だから、この世もこの世、俗世間だよん。
オペラグラスと折りたたみイスを抱えて8時の点灯時間にダッシュ!我がマンションの非常階段が、北山方面を見渡せる一等席。何人かの先客と一緒に、「あ、大の字が燃えてる!燃えてる!」オレンジの火が力強い。
「妙法があのあたりに見えますよ」確かに夜目にもあざやかに、JR線路の先にくっきりと「法」の字が。無粋な操車場の強力ライトを挟んで「妙」字も。「え~っ!あんなに低いところに?あそこも山ですか?」「そうですよ。山です。」と、地元育ちの若い男性が教えてくれる。「知らなかった~、今まで見落としていたんだ」
続けて左大文字点灯。斜めで見にくいけれど、あかあかと燃えているのがよくわかる。鳥居やふなぼこはもっと西、我が家の西の窓から見ることにしよう。折りたたみイスにのって、オペラグラスでのぞいていると、風が吹き抜けていく。なんて気持ちいい~ 千の風になってご先祖様たちが今年の別れをつげているのかも。
我が家にもどり、仏壇のとびらを閉めながら、「ご先祖様、あの世へおかえりください」と、心の中で語りかけた。ついでに21日から出発のペルー行きも、できれば帰って来れますようにと、ちゃっかりお願いしておいた。
No.106 Aug.16 2007
「介護の重度化、つかの間の息抜き」
特別養護老人ホームでお世話になっている母の、病院での定期検診に、今回も付き添うことになった。
前回あまりにも待たされて、車イスの母の体も心配で、朝一番に病院へ診察券を出してから母を迎えにいくことにした。
朝7時に我が家を出発、診察カード受付開始の8時に到着してびっくり。すでに50人近くが待っている。診察カードを入れてまたびっくり。診察科目の受付が8時半からだという。
8時半まで待っていたら、9時に母を迎えに行くのに間に合わない。母を連れて到着後診察科目の受付をしていたら、何のために朝一番に診察カードを入れにきたのかわからない。ぶつぶつ言いながら、まずは母を迎えに。
ともかく病院に着いた。朝一番に診察券を入れたおかげか、思ったより早く名前が呼ばれた。ほくほくと診察室へ。
そこで問題発生。腰の悪い母は診察台に上がれない。服の着脱も時間がかかる。忙しいドクターや看護士さんたちに申し訳なくて、高嶋が母の着替えに奮闘。若いドクターも手伝おうとしてくれるが、オロオロ。ドクターや看護士さんたちは介護には慣れていないんだ。看護と介護は違うんだ、を認識。母は3ヶ月前の診察時より、かなり重度になっている。介護も本番になってきたようだ。
正午を過ぎて、帰り道、緑の稲穂の田んぼを抜けて、ローカル電車の踏切で振り返れば、正面に藍色のびわ湖、対岸にきれいな形の三上山。真っ青な空に真っ白の入道雲。きれいだなあ!と、つかの間の息抜きが、貴重だった。
No.105 June.29 , 2007
「日比谷あたり」
今年の内閣府主催・男女共同参画の全国会議(正式名称は男女共同参画社会づくりに向けての全国会議)は日比谷公会堂だった。都内(目黒区)に長い間住んでいたけれど、日比谷公会堂へは来たことがあったっけ? 多分今回が初めてだ。日比谷公園はちっとも変わっていないようだけど・・・
始まってすぐ、舞台上にどどっと、ごつい男性達が数名散らばった。場内がどよめいたと思ったら、中央から甲高いツヤのある声が聞こえた。安倍首相だった。首相本人のスピーチがあるということは、男女共同参画にとっていいことだ。しかし首相がスピーチすると、SPが舞台上にこんなに並ぶ時代になった!と、険しい世情を感じる。以前は舞台下でSPたちが、場内に向けて鋭い視線を向けていただけだったけど。
今年のテーマは「ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)の実現のために」で、パネリストは経営者が多かった。もちろん研究者もいて長く話したけれど、心打ったのは小規模ながらも現場で男女共同参画に取り組んでいる東北地方の社長さんの話だった。男女共同参画の政策に小規模の会社へ視点が向けられているのはいいことだ。詳しくは次号ウィメンズ・メッセージズに。
会議の前後に、日比谷近辺のビジネスビル街をチェック!Foreign Press Center(フォーリンプレスセンター)は外国メディア用に情報が多く並べられているけれど、国際会議でのプレスセンターのようだ。人気(ひとけ)がない。
富国生命ビルの地下レストランは、大阪梅田の富国生命ビル地下より、庶民的な感じ。食事どきはコンビニが大繁盛・・・なのはビジネスマンたちの時間と懐具合の節約か。
地上に上がれば、厚生労働省や、日本を牽引する企業のビルが立ち並び、「大いにがんばってくれい!」と、エールを送った。
No.104 May. 31, 2007
「 ピリピリ 痛い!」
なんだか左太股の外側が変だ。皮膚だけがピリピリ痛くて、皮膚の上1センチあたりをなでたくなる・・と気がついたのが金曜日夜中。病院も休みだしと、放っておいたら、徐々に上に広がってくる感じ。いつもならウィメンズ・メッセージズの勉強会でメンバーの人たちにお知恵拝借をするのだけれど、次の金曜日まで待てそうにない。
コマッタ!そうだ、日曜日の夜にサポートグループのミーティングがある。さっそくみんなに聞くと即座に「ヘルペスね」「帯状疱疹とも言うわ」と、答えが返ってきた。ありがたい!さすが経験ゆたかな人生の先輩(若い人もいるけれど)たちだ!サポートグループをやっていてよかった~
ボランティアって、人のために活動していても、自分が助けられることが多い。「皮膚科へいくのよ」「あの病院は女医さんよ」「評判いいけど混んで、混んで!」などいろいろ教えてもらった。
月曜日に皮膚科へ行ったら、きっちりヘルペスの診断。「加齢で生じることも多い」とのおまけつき。ハイハイわかっております。シニアグラス(と言っておこう)やら、びんのふたあけやら、いろいろ用意して「さあ来い、老後!」と、待ちかまえているけれど、ヘルペスまでは気がつかなかった。ヘルペスは一生に一回やれば、あとはかからないそうだ。なんだ、今、大学生にはやりのはしかと一緒じゃん。ひとつ成長したんだ、と思うことにした。
No.103 April. 2, 2007
「古都の 最先端 図書情報館」
奈良県の講演で近鉄奈良駅に降りると、男性職員が3名もお出迎え。東大寺や薬師寺の方向へ行くのかと思ったら、逆の方向へ。
ゆったりした住宅地に隣接して忽然と現れた四角い黒っぽいモダンな建物。農業水産振興課主催で、会場が図書館とのことなので、予測していたイメージと、屋内に入ったときの超モダーンさのギャップに???
完成して間もないそうで、担当の方も「初めてなのですよ」と珍しそう。正式名称は図書情報館で、新聞、雑誌はもちろん、マイクロフィルム利用や、撮影編集ができるデジタルスタジオ、映像編集のできるオーサリングルーム(この単語は日本ではまだなじみが浅い)まで備わっている。
文字情報とデジタル情報を併せた総合図書館だ。セミナールームや交流ホールもピカピカ。高嶋使用の最新機種VIOも難なくセットできて、パワーポイントを用いた説明もパーフェクトに終了。
日本がデジタル時代に突入していることを実感した古都・奈良だった。
No.102 Feb. 1, 2007
「初めてのお茶飲みの会」
今いるマンションには1人住まいの高齢者がもちろん多い。心細いだろうとサポートグループを立ち上げたのが2年前。
避難用品の展示や緊急カードを作成し、全所帯に配布などを今までやってきたけれど、メンバーの1人が「お茶飲み話をしたいの」という希望で、初めてお茶の会をした。
チラシを全戸にお知らせして、当日集合したら驚いた。言い出しっぺのYさんは赤、金の折り紙で鶴と亀を制作中。全員のお菓子のそばに置いてくれた。TさんとNさんが朝から買ってきてくれた和菓子は金箔いりのおひな様のイメージ。上等のお茶を入れたり、みんな自発的によく動く。
集まったのは11人。「私は84歳。リューマチで服を着るにも長い時間がかかる。今日この会に出られなかったら、私はこのマンションに住めないんだと決めていた。来れてうれしい」と言われてギョッとする。そんなこと言わないで、気楽に来てくんしゃい!
「あの病院はどうのこうの」と誰かが言ったら、その病院の元婦長さんがいたりして・・・でも指の体操を元婦長さんに教えてもらって、次は体の体操をしたいという希望が出て、次回に続くことになった。
今回のお茶のみ会が、コミュニティの広がるきっかけになればいいんだけれど・・・
No.101 Jan. 1, 2007
Happy New Year! The animal representing 2007 is the (wild)boar.
今年のえとは?いのししですね。韓国の干支ではpig (豚)だそうです。・・・・というように今年のウィメンズ・メッセージズの勉強会もいろいろ面白話を交えながら、英語力アップ、魅力アップ。そして、女性、高齢、教育、環境など、人権をベースにあらゆるジャンルを、まずは3月発行予定のウィメンズ・メッセージズ35号に紹介、講演でも話します。
女性について・・・ワーク・ライフ・バランスが、ようやく企業への義務事項になりつつあるのはうれしいこと。大企業では今年はもっと前進すると高嶋紀子はみています。女性が子育てしながら働き続けるためには男性の勤務時間を短くし、女性は職場で責任を持つこと、そのための中小企業の取り組みが今後の課題です。
高齢者について・・・昨年大阪市が募集した後見人養成講座。深夜締め切り15分前に発送した書類で、600人中100人に合格したのはラッキー!1月からしっかり勉強。高齢者のサポートと最先端情報を伝えようと思います。退職する元気なアクティブシニアの輝く未来の生き方も。
教育・人権について・・・いじめは最大の人権侵害。自殺をしたら生き返れない。ゲームのようにリセットできないことをしっかり伝えたいと思います。
とゆーわけで・・・・
そうだ、今年はウィメンズ・メッセージズ発行20年目に突入で〜す。大事なことは先に言えっ!すみませ〜ん。
今年もよろしくおねがいしま〜す。
No.100 Dec 29, 2006
「プラス思考で行こう!」
今年も年末を日本で過ごせるのはありがたい。その代わりと言っちゃ何だけれど、2月にカンボジア、3月に韓国、5月にフランス、8月にチュニジアへ、仕事、用事、アソビ、取材、と結構忙しかった。訪問先は56カ国、172都市となった。しかし世界は広い。まだまだ知らない世界がある、と、チュニジアのサハラ砂漠で実感した。巨大な円柱状の穴があり、 底から伸びる垂直の壁を横に掘って住居にしているベルベル人の住まいは、他部族の襲撃から逃れる隠れ住いだった。来年はどこの国へ行くことになるのかな~~
国内にもアッと驚くすてきなスポットがあることを今年も発見!年末に講演で訪れた岡山県総社市。講演後連れて行ってくださった吉備路はすてきだった。備中国分寺の五重塔はしっかりした木造で、京都や奈良の五重塔とはまた違う、がっしりしたおもむき。ひんぱんに訪れる岡山県に、こんなにすてきなスポットがあるとはおどろいた。日本も広い!
今年もいろいろなことがあったな~とこの1年を回顧。高嶋個人としてはうれしかったのはWBCで日本が一番になったこと。World Baseball
Classic のClassic には最高級の、大試合という意味がある。残念だったのは子殺し、親殺し、いじめ自殺など、命を軽視する事件が続いたこと。今年年頭のニューワールドで、昨年の「崩」(Women's
Messages選定)を立て直す「構築」の「構」を提案したけれど、心の構築はできなかった年だったんだ、それに生活保護など、弱い立場の国民への経済支援がますますきびしくなるし・・・
と、ここまで書いて窓を見れば外は初雪。コーヒーでも飲もうと、Women's Messages用冷蔵庫を開けたら、エッ!冷蔵庫が暗い。冷凍室にガチガチにくっついていた氷が消えている!(なにしろ古い冷蔵庫なんです)元栓が抜けてるゥ~解けた水の行方は?冷凍室の下のジャムやマーガリンを入れているトレーに水が満々。冷蔵庫の一番下にも水が一杯。あ~と思いつつ、ま、いっか、と、気を取り直す。年末に何とかしなくちゃと思っていた氷が自然に解けてくれた。冷蔵庫の整理のチャンスだ!と、都合よく解釈する高嶋。(プラス思考だと言ってくれいッ)
来年もこのプラス思考でいくぞ~と・・・・・・・・この決意、年内に届くかなぁ。実はメール機能があやしい!最後までドタバタのWomen's Messagesです。
みなさま、どうぞよいお年を~~~
No.99 Nov 12, 2006
「大混乱の上野駅、水戸駅」
新幹線が静岡を過ぎた頃、講演先の水戸のMさんから携帯へ電話がかかってきた。「常磐線が乱れて上野駅が混乱しているとニュースで言ってます。上野駅へ着いたら動いている列車に乗ってください」「わかりました。1時間早く出ていますから大丈夫だと思います。」
こういう時のために、早めの列車に乗ることにしているから、気持ちは余裕。でも東京駅に着いたらダッシュ。上野駅では常磐線の絶え間ないアナウンスと乗客や駅員が右往左往していた。前の列車が強風のため運行休止だそう。風のために列車が止まる?そんなにスゴイ風? でも最近の竜巻被害の報道を聞けばあり得るんだと、今になって納得。
「グリーン車以外、座席指定は、なしとします。空いている席にお座り下さい。」そうか、2列車分の指定券がダブるものね。到着した水戸駅でも大混乱。雨に濡れないように荷物用エレベーターに乗ったら、タクシー乗り場へつながっていない。エレベーターに戻ったら降りるときドアが開かない。やっと外へ出て、タクシー乗り場にたどり着き、指定のタクシーを探すが・・・ない! 急いで講演先へ電話をすると、「どのタクシーでも乗ってきてください。入り口で待っています」タクシードライバーは気を利かして裏口へ着けてくれたものの係の方は正面に待機中。会場へ飛び込んで、即パワーポイントの接続。パソコンはvio
の最新機種で、はがき大サイズ(厚みは4センチ)。どこの講演会場でも技術担当者はびっくりする。講演前にウィメンズ・メッセージズのパソコン担当のNさんがしっかりレクチャーをしてくれたのに、設定しようとすると、なぜか変になった。待機してくれているNさんに携帯でSOS。ようやく画面がつながり、技術の人に引き継いでセットアップしたのが、講演会開始1分前。ぎりぎりでも間に合う高嶋紀子のパターンだ。講演が始まったらいつものように、居眠りなしでとても喜んでもらえたのはヨカッタ!ヨカッタ!
今回のようにあちこちでトラぶったのは初めてで最大級。でも今までのさまざまな経験で対処できたみたい、と今回はちょっと自分もほめたくなった。
No.98 Sep 20,
2006
「四国の西端へ、そして鳥取へ」
「女性の人権―みんなの思い」のテーマで講演に出発。朝6時半に京都の自宅を出て、帰宅は夜10:30予定。ん?結構長旅だ。主催者の愛媛県伊方町はどのあたりかなあ?
原子力発電所だとか、プルサマール条約とか、名前は聞いている。原稿に追いまくられて、地図で確認できないまま飛び出してしまったけれど、列車内の地図を見てびっくり。四国瀬戸内の西の端だ。今まで四国も各地を講演で行っているけれど、こんなに西の端は初めてだ。旅程表を確認すると、新幹線「のぞみ」、特急「しおかぜ」「宇和海」と三つも特急に乗りかえる。こういう講演も初めてだ。おかげで瀬戸内の美しい景色を堪能できた。
伊方町の女性たちはとても明るい雰囲気。教育長が女性だったのでうれしくなってしまった。最近女性の課長、部長職は増えているけれど、女性の教育長に挨拶をしたのは初めてだった。教育長さんに「お話が具体的で胸にストンと落ちました」と言ってもらったのもうれしく、予讃線の八幡浜へ送ってもらい、松山へ。
そこでふと気がついた。岡山へ着けば智頭線で鳥取の倉吉へ1直線だ。倉吉では樋口恵子さん率いる「高齢社会をよくする女性の会・全国大会」を開催中だ。倉吉は以前に講演に行っている。Women's
Messagesも購読してくださっている。決まった。行こう!
岡山でうまく宿もとれて、翌朝は5時前に出発。おかげで2日目に間に合い、いい取材と勉強ができた。帰りは教えてもらった高速バスで、新大阪まで乗換なし。とても快適。初めてのことがいっぱいで、こんなに長距離の移動は、国内では初めてだった。
No.97 July 12, 2006
「女性に朗報! 乳腺外来クリニック」
東京・板橋区のまちかどに、最近オープンした、最先端の乳腺クリニックを取材に行った。その名はベルーガクリニック。
超初期の乳ガンを発見するという世界初の装置の他、切開せずに組織検査ができる機械もあり、触診、視診なしで診断できるという。診察に抵抗のある女性には朗報だ。
一歩入ってオドロイタ! オレンジを基調に、とてもおしゃれなレイアウト。すみずみまで気配りが行き届いている。受付の女性たちはベテラン保育士で、キッズルームもばっちり。子ども連れでも安心して診察を受ける体勢が整っているのにも感心した。
このクリニックは医療機関としては日本で初めてのピンクリボン運動の公式サポーターだそう。志の高いクリニックだと感動してしまった。近くに高層住宅が沢山あるから、その人たちが早くこのクリニックに気づいて、悲劇を防いで欲しいと思った。
連絡先は Tel&Fax::03―5916-0114 ベルーガクリニック
URL: http://www.beluga-cl.com
No.96 May 31, 2006
「築地市場で買ったものは?」
東京へ取材に行ったついでに、念願の築地市場へ行った。朝食抜きで妹と家を出て、地下鉄大江戸線でいちもくさん。
毎日4000トンの食材が入荷するという築地市場はプロの料理人が仕入れをするところ。狭い道、ものすごい数の店のあちこちから声がかかる。ハチマキ、腹巻き、長靴の魚業者がバンに仕入れた魚を乗せていたり、白い上着でかごを下げた料理人たちが両脇の店をしっかり見定めしながら歩いているのは、さすが築地市場だ。
めざすは、ここで働く人のための食堂で新鮮な魚をネタにしたお寿司を食べること。ヤヤ?どんぶりの店もあるよ。ウニやイクラがたっぷりのってるこれもいいなァ。 迷いながら、結局お寿司に。看板に宣伝の出ていた店だと気がついた。ネタいろいろたっぷりのお寿司や魚のあらのみそ汁、小鉢がついて1500円。確かにおいしかった。空腹でもあったから。しかし関西にもこれぐらいのネタのお寿司はある気がする。関西でも近くの港から築地と同じネタが手に入るということか?
お腹が落ち着いたところで、店をあちこち見てまわって買ったのは、サカナの箸置き、いろいろな木で作った箸のセット、おしゃれな竹のおしぼり入れ。そしていちばんのお気に入りは、黒の買い物袋が背中のチャックから入る黒猫ちゃん。さっそくバッグにぶら下げた。
これからあちこち廻る都合もあるけれど、結局築地市場で買った魚製品は、桜の葉で包んだかまぼことタマネギが入った揚げたての天ぷらとだったのは邪道だっけ?
No.95.May. 3 2006
「フランス女性の給料は?」
フランスの南、プロヴァンス地方の4月末は寒かった。北へ上るほど暖かくなり、パリはピカピカ晴れの半袖姿。樺太と同緯度なのになぜ?
パリ住まいのKさんに、かねてからフランス女性について不思議に思っていた疑問をインタビュー。「フランスの女性の給料は男性と同じですか?」先進国としては当然同じはずだけれどあえて聞いた。
Kさんは一瞬ぐっと答えに詰まり、ためらいながら「実は違うの。男性より低いのよ。」
やっぱり!なぜこの質問をしたかというと、フランスの女性の労働時間は英、米、仏、日の女性の労働時間の国際比較で、最長の日本に次いでフランスが長いというデータが出ているから。すなわち日本女性が4カ国中いちばん労働状況がきつく、その次がフランスというわけで、高嶋の予測が現地で確認できたというわけだ。
「フランスは物価も高いから共働きをしないとやっていけないの」確かにグラスビール800円は高かった。但し、トマトやワインなど地場産のものはうんと安い。
「ただし公務員は男女とも給料は同じ。だから女性は公務員になりたがる。公務員になると自分で食べていけるから女性は結婚しない。それで子どもが減った。だから労働力を移民に頼らないとやっていけない国になったのよ。」
オー、これから日本がたどる道かもしれない(すでにそうなってる?)。
「フランスで子どもを産むと移民も自動的にフランス国籍になって、教育が無料になるの。そこで移民が増える。移民を制限しようとすると、問題になるしね。」
最近フランスは積極的な政策の結果、出生率が上がってきたというが、日常生活にはまだ効果が出ていないようだ。
人口減少に向かっている日本で、外国人労働者への責任ある対応にも思いをめぐらす旅となった。
No.94.Mar. 30 2006
「白いウシの隊列」
やっと編集が終わった。Women's Messages33号だ。カンボジア行きのどの内容を、どこに入れようかと決まるまで、気持ちが落ち着かない。ダブらないモノをこのホームページに書きたいし、と思っているうちに日が過ぎてしまった。
カンボジアでとてもおもしろかったのは、初めてのマリンリゾート建築中のシアヌークビルへ行く途中の白いウシの様子だった。白いウシはカンボジア独特のモノだそうだ。
車に乗せてもらって、興味津々で農村の様子を見ていると、たびたび白い牛とすれ違う。道路の真ん中の舗装部分を避けて、道の端を歩いている。3頭だときっちり縦に並んで歩いている。そばに人はいない。
「あの牛はどこへ行くのですか?」「家へ帰るんですよ」「え?どこから?」「多分草を食べに行っていたのでしょう」「道がわかるんですか?」「そういうことですね」
私たちの帰り道、5頭のウシが道を渡ろうとしていた。2頭が道を渡り、3頭は私たちの車が通りすぎるまで待っていた。ウシも交通ルールを守っている!
No.93.Feb. 14 2006
「もっと早く教えてほしかった~~~」
女性学の講義で少子化を取り上げた。激しい論戦ビデオを見たり、直近のオピニオンを読んだ後、学生達が少人数に分かれてバズートーク。
しかし、学生たちは若いせいか、も一つ問題をつかみかねる様子だ。そこで高嶋が言う。「少子化社会ということは高齢社会でもある、ということ。 ということは、高齢者が多くなる。数は力と言うけれど、最近の高齢者はみんな元気いっぱいでしょう?若者の君たちよりも」
うん、とうなずく学生たち。「その高齢者は選挙にもしっかり行って投票するから、世の中は高齢の人たちに有利なふうに動いていくわけ。 だから若いみんなが自分たちは将来年金をもらえないかも、という意見が今までよく出たけれど、
自分たちの意見を現実にするには、投票しかないのよ。 投票にも行かないで文句を言っても、国民としての貴重な権利を使っていないんだから、自分たちが不利になっても仕方がないってわけ!」と、最後は喝!だ。
講義が終わってから、ファッション評論家になりたいと言う女子学生がやってきた。「さっきの先生が言ったようなことは、もっと前に教えておいてほしかったわ~ そやから選挙に行かんとあかんのやね~」 あー、わかってくれる学生がいた。うれしいな~
女性学を担当してよかった・・・と実感した瞬間だった。
No.92.Jan. 1 2006
「構(築)に向かって・・・2006」
2005年末に発表された、その年を表す漢字として「愛」が発表されたとき、ウィメンズ・メッセージズの勉強会に参加した全員が、「???」
「『崩』じゃない?小学生の女の子が何人も殺されて人の心が壊れ、東証のシステムが壊れ、建物が擬装されJRが事故で信頼を失ったことを考えれば
」 「賛成!」 「それがいい」
かくしてウィメンズ・メッセージズの2005年の漢字は「崩―Collapse」に決定。
そこで今年、2006年は 『構築』の『構―Construct』となってほしいと考えている。失った多くのものを再構築するときだ。経済も、教育も、外交も、個人においては家計も、子育ても、人との交渉も、あるべき方向に軌道修正して突き進むべき年になると思う。
1年経ってこの文を読んであたっているだろうか・・・と40°弱の突発熱中、解熱剤を間違えて2倍飲んだらアッという間に熱が下がって、その隙に書いているこの文・・・
この1年、先が思いやられるかな~?
ともかく今年もよろしくお願いします。
No.91.Dec. 27 2005
With many good wishes for the holidays and the New year.
今頃ほんとは アブダビだのドバイだのアラブ諸国を廻っているハズだった。でも~~~ 行く人がいなくて。個人で行けば英語が通じず(もちろん日本語も)バカ高くて、情報が何もとれないことがわかっているので、とりやめ!
そこで発見!、年末に日本にいるのもいいもんだ!珍しくすべての予定が終わり、残り少ない日をシコシコと懸案事項や書類整理の山をかたづけて(賀状書きではない!それはもっとアトでござんす)、気持ちもキレイになるみたい!!!
今年も講演やウィメンズ・メッセージズ発行などで、しゃべりまくり、書きまくった。その中でびっくりしたことの一つ。私の地元、京都府女性総合センターや講師の木下明美さんなどが、月刊誌「正論」12月号で、極端なジェンダーバッシングを受けたことだ。
読んで驚いた。筆者は当事者に、多角的に、取材したのだろうか。ここで詳しいことを論じるスペースはないが、書かれているような事実はないし、木下明美さんはおだやかな人で闘士ではない。立派な出版社に勤務していた筆者が、なぜこのようなことを書くのだろう?と同じ物書きとして不思議だった。
と、アバウトの高嶋が珍しく義憤に駆られた後で、1年の終わりに、生の終わりを素晴らしい形で締めくくった市井の人を紹介したい。
ウィメンズ・メッセージズ 最新号 No.32 に入れられなかったもので、番外編。広島での「高齢社会をよくする女性の会」全国大会 分科会の取材より。 人生最後のときを、今まで通りに暮らしつつ、当たり前のように家で死ねるまちづくりをめざす宮崎和加子さんが、在宅で見事な人生の終焉をとげた人たちを紹介した。
50代男性:「がんになってよかったよ。今までの人生を振り返って、生きる喜びがわかる ようになった」と言って亡くなりました。
60代女性 : 下町で暮らす女性が末期ガンだと宣告されたとき、医師と家族に頼んだことは、「人には言わないで」ということだった。人の出入りの多い家で、友人も多い彼女は、いつもと変わらない生活を続けた。友人たちとカラオケに行き、シャンプーも2日に1回やってもらった。症状が進んでも友人達は気がつかなかったという。しかし、終末が近づいた。あと数時間というときに、いつものシャンプーの時間がきた。「どうしますか?」と彼女に聞くと、「やってください」。夫はバラの香りのムースを彼女につけてあげ、枕元には服が2着用意してあった。寒ければこの服、暖かければこの服を、と。その2時間後彼女は息をひきとった。ふつうの市民のおばちゃんでした。立派な死であったと思います。
看護、介護経験から言えること・・・納得いく死を自分で選択するにはお金が必要かも。貯めておいてください。
No.90.Nov. 15 2005
「ワイワイガヤガヤの恐竜博」
駅のポスターでふと目に止まった「恐竜博2005」 太古のロマンに心惹かれて、見に行くことにした。場所は大阪、長居公園。駅を降りてびっくり仰天。「待ち時間が60分です
」に、え~~っ!並ぶところはパスすることにしている高嶋紀子だが、めずらしくチケットを買ってしまって、引き返すのもグヤジイ。しかし会場に着いてみると20~30分ですいすい入れたのはラッキー!
場内に入ってまたびっくり!ともかくさわがしいのよね。それが、たのしい騒がしさ。普通博物館だと人は静かに見るモノだけれど、ひとが右往左往、ワイワイがやがや。よくみると子どもが多い、若者も多い、熟年カップルも、高齢者も、老若男女というけれどまさにあらゆる人たちがいる感じだ。
日本初公開だという「世界で最も有名な恐竜」であるティラノサウルス “スー”の全身の複製骨格はやっぱりダイナミック。しかし恐竜に名前がついているとは知らなかったな~。目の高さ、斜め正面から見るスーの、口を「がっ」開けたポーズは迫力満点だ。シカゴの自然史博物館もすごかったけど、と思い出していると、なんだかぼこぼこしたものが・・・これも化石?と思ったら、恐竜の糞の化石だそう。ふ~ん??・
なかなか迫力があったのが、大阪駅付近(多分)を歩き回るティラノサウルスのCGだ。恐竜の巨大さがよくわかった。恐竜は太古へのロマン。楽しい雰囲気の恐竜博だった。
No.89. Oct.31 2005
「男女共同参画大臣へのエール」
男女共同参画大臣に猪口邦子さんという早い時期での速報。 今まで男女共同参画担当は兼務されていたから、このように前面に出てくるのはすばらしい。猪口さんの国連軍縮大使としての活躍はすばらしかった。
男女共同参画についての発言はどうだっけ?と考えているうちに、次の報道では少子化担当大臣となっている。どうなっているんだろ? 猪口さんにぜんぜん報道のスポットがあたらない。待っているのに・・・
その後の報道では、少子化担当、男女共同参画と順番が入れ替わり、交通安全担当大臣と3つもポストがついている。どんどん変わっていく。最終的にどう落ち着くんだろう。いずれにしても猪口さん、がんばってくださいね・・・・・・組閣速報を追いながらの感想。
翌日、少子化・男女共同参画大臣と報道されていた。(後記)
No.88.Sep. 20
2005
「北欧の人々・自然」
北欧諸国を廻ってきた。フィンランド、スウェーデン、デンマークはそれぞれ何回目かだが、ノールウェーが初めてだ。
北欧は景色も美しいが、どこの国も幼い子ども連れが多いなあ!北欧諸国の出生率が上がっているんだ!と実感。女性の地位の高さ、福祉施策、税金の使い方の政府への信頼度が高く、国民の幸せ感につながっている・・と、対極にあるような日本を思い出してしまった。 くわしくは次号のWomen’s
Messagesに掲載し、撮りまくってきた写真をパワーポイントやビデオで紹介の予定。やっとパワーポイントを使って話ができるようになった。これもパソコンを管理してくれるNさんのおかげ。ありがとーーーNさん!
もう一つ、イヌやネコなど小動物があちこちの街で多いのはなぜ?日本ではイヌは抱くか飼い主につながれ、ネコは人を見るとすばやく走り去る気がするけれど、北欧の街でイヌがくさりにつながれずに人間と同じように路上を歩いているのはなんだかフシギに見える。ネコもぜんぜん逃げないし~~ ペットも市民の一員のようだ。
今回のニューワールドのひとつは、スウェーデンからオスロへのクルージング。日々ドタバタの高嶋紀子に、時間をたっぷりとる船旅は一生無理だろ~なと、あきらめていたけれど、分不相応の豪華客船でのクルージングと船内で本場のバイキングも味わえたなんてラッキー!
フィヨルドというのは、北欧のリアス式海岸のことかと思っていたら、グイーっと内陸部へ入りくんでいる細長い湾で、それぞれ名前がついているとは知らなかった。氷山のとおった跡で、フィヨルドの突きあたりからさらに奥地へ行くと氷河がある。しかし温暖化の影響で氷河がとけて年々小さくなっているのがよくわかり、クレバスが青白くするどくクチを開けているのはショックだった。
帰ってきたらすぐ報告会をするようにと高嶋に指令を発していた環境問題にとりくんでいるUさんをを思い出しながら、地球温暖化のここが最前線だ~と、デジカメで撮りまくった。環境の講演にも使える写真がたくさん撮れた。
No.87.Aug. 9,
2005
「ドキュメンタリーフィルムの撮影」
ドイツの大学から同志社大学へ研究に来ているザビーナ・ゼッシリア・アントニーからインタビューの申し込みがあった。たまたま時間が空いていたのでOKしたら、即通訳を連れてやってきて、大きい映画用カメラを真ん中にどんと置いたのには驚いた。
彼女はベルリンフィルム映画祭のチームの一員で、食器洗い機の有無と日本のジェンダーとの関係を比較文化の視点からインタビューをしているという説明に目を白黒。
日本の家庭には立派な電化製品がほとんど揃っているのに、食器洗い機だけが10人中8人までがないと答えるのはなぜか、ドイツではほとんどの家庭に食器洗い機があるのに、という疑問から始まったという。面白い視点だ。
我が家の場合、子どもが小学生の頃、夫が突然「食器は各自が洗おう!」と言って以来、私はとてもラクチンでありがたい。その後も、夫は食器洗いが上手でとても好きだから、ますますラッキー! だから我が家には食器洗い機は必要ないってわけ。
しかしこれは多分例外だろう。家族9人の食事を毎日3回作り、食器を洗っている農村に住む友人の例、仕事を持ち食器も全部自分で洗っていた妹が食器洗い機を入れて「楽だ!」「楽だ!」と喜んでいる例、食器洗い機を含むシステムキッチンを250万円かけて入れたけれど、手で洗う方が早い!と、ぼやいている人の例など話すうちに、誰が食器を洗うかは家庭の中の女性問題に直結している、そして日本ではやはり女性が洗うことが多く、また、それに疑問も持たない女性も男性も多いし、食器洗い機購入に至らない、スペースの問題も少しあるかもしれないが・・という結論に至った。
話は広がり、女性問題にも移った。
「少子化」、「男女の性別役割分担」だの、「社会慣行」だの、「男女共同参画基本法」だの女性問題用語に、今度は通訳さんが目を白黒。結局高嶋が英語で話すことになってしまい、カメラの前で、講演しているようなもので、このフィルムがどこで上映されるのか、オソロシイ。
しかし彼女は「初めてプロフェッショナルな意見が聞けた!」と喜び勇んで帰っていった。いいドキュメンタリーフィルムができますように。
No.86.July 31, 2005
「 日中韓経済女性会議の坂東眞理子さん」
坂東眞理子さんからの緊急メールで国立国際会議場へかけつけた。坂東眞理子さんは内閣府の男女共同参画局局長の後、今は昭和女子大学の副学長で、今回の会議の実行委員長だ。
会場に到着して驚いた。会議パンフレットに、小泉首相の挨拶文、出席者に内閣総理大臣補佐官の川口順子さん、河合隼雄さんなどが、中国、韓国からのパネリストとともにきら星のごとくならんでいる。
「小さいけれどいい会議です」と坂東さんのメールにあったけど、エーツ?こんなに立派な会議だったの?と、即、取材体制に入る。
詳しい内容はWomen's Messagesや他の新聞記事にゆずるけれど、女性の能力活用、女性管理職の30%目標の達成事例など、坂東さんの基調講演のあと、具体的に達成企業の報告が日本のトップ企業や韓国、中国の事情と共に報告された。今まで数多くの国際会議を取材してきたけれど、内容の濃さはひけをとらない、名実共に立派な会議だった。
坂東眞理子さんは高嶋紀子を見ると「よくきてくれたわね」とにこにこ。坂東さんのすばらしい基調講演に触れると「基本は相手への思いやりね」と言われ、このやさしさが坂東さんの魅力だ!と感激。ますます坂東さんのファンになった。
No.85.June 29, 2005
「いい子にしていた虫」
電車を降りたらどしゃ降りの夕立。傘をさしても歩くのはむりみたい。すぐ止むだろうけれど、蒸し暑い中、空を見上げて待つのはつまらない。そのまま電車に乗って、適当なところで折り返すことにしよう。(鉄道会社にはゴメンナサイ)
地下へもぐって快適な冷房電車の中、終点の河原町で電車を折り返して本を読んでいると、襟の中がむずむずする。まさかゴキブリ?それにしては小さいよ。虫には比較的平気な高嶋紀子だ。そっとつかんで見ると緑色に光るコガネムシみたい。(名前はわからない)
こんな地下でどこから入ってきたんだろ? 下へ置くと通路をうろうろ。あー、知らずにふみつぶされる~~
仕方なくまた手のひらに戻す。虫はもじもじ。肌を噛む「痛いよ!地上の駅に来たら外へ逃がしてあげるからいい子にしてね。」と言い聞かせてみる。とたんに動きがとまった。そしてそのままじーっとしている。とても不思議。生まれて初めての虫との対話だ。
動き出して手に負えなくなると困るんだけど・・早く地上駅に着いてほしいと、ハラハラ。「いい子にしてね」と言い聞かせながら15分ほどおりこうだった虫が、とうとう動き出した。と、地上の駅についた。
ヨカッタ!開いたドアへダッシュ。虫をのせた手を外へ出す。駅には緑が見あたらないけど、ともかく外へ行きなさいね。と、虫は羽を広げてびゅーんと空中たかく弧を描いて飛んでいった。きっとどこかの緑の木にたどりつくだろう。なんだかこころがあたたかくなった。
No.84.May.31
2005
「巨大な富士山のふもとでの講演」
山梨県甲府市へ講演に向かう途中、初めて富士山を間近に違うアングルから見た。
静岡で「ワイドビューふじかわ」に乗り換えると「富士」という駅に到着。そりゃ富士山のふもとなんだから本家本元の「富士駅」だ、と納得。停車中、親切だった運転手さんが窓を横切り、同じ制服の人が逆方向に横切ったと思ったら、列車が逆方向に走り出して、さっきの運転手さんの声。そ~か、運転手さんと車掌さんが列車の前後を交代して逆方向に走り出したんだ。ときどきこういう列車にのるけれど、とてもおもしろい。
とたんに巨大な富士山が目の前に。線路がカーブしているから右に見えたり左に見えたり。東海道新幹線の窓から遠くにながめる富士山とは全然ちがう。
やっぱり富士は日本一の山だ~~。ここに住んでいる人はいつも日本一の景色をひとりじめだ。スゴイ!
富士山を離れるとゆるやかな丘陵地帯となり、甲府市に近づくと平地が広がり、立派な都会となった。
山梨県立看護大学の同窓会総会の記念講演だったが、めずらしく講演開始が遅れた。でも高嶋は平気。帰りはいつも余裕を持って遅めの列車にしてあるから。一日に一本という列車だって、ベトナムや中国など世界にはいくらでもあるんだから少々のことにはおどろかない。
総会では名簿について大いに論議が盛り上がった様子。さすが専門職の人たちの集まりだから意識が高い。個人情報保護法もできたことだし。
看護職の人たちの仕事と家庭と地域の両立、少子化。職場でのドクター(主に男性)と看護職(主に女性)の男女共同参画など、介護職の方達も体をこわさないようにがんばってもらいたいものだ。
介護保険オンブズマンとして施設を訪問した帰り、JR尼崎駅のホーム。「人身事故があり、京都方面行き電車の発車ができません」というアナウンスに耳を疑った。犠牲者が90人を越える史上空前の大事故で、今も犠牲者を救出のなか、この駅から宝塚方面への列車は止まっている。阪神大震災のときと同じだ。その上、京都方面の電車も動かないなんて・・
長くかかりそうだ。即、方向転換。バスで阪急電車に向かう。バスを乗りかえる直前、「あそこが事故現場だよ」と見知らぬ人が教えてくれる。取材して記事にする自分の立場ではないが、気になっていた。偶然、自分がここまで来たということは現場まで行きなさいということか?
大きいクレーン車の下に横たわる、ドアが開きっぱなしの4両目車両。自分もオンブズマンとして施設に行くときはあの車両で同志社行きにのり、途中で降りている。タイ、プーケットやバンガ湾の大津波といい、今回といい、今まで自分は何回も大災害や大事故のかなり近いところにいて、難を逃れているようだなあ、と不思議な気分。
ビルに巻き付いている車両は、テレビ中継の位置からも見えない。各社のカメラが空中からクレーンで下を狙っている。野次馬はわずかの隙間を狙ってさかんにカメラを向けている。自分はカメラを向ける気にならないが、やはり少しでも撮っておくべきだという気もする。
人が悲しみにくれている場面にカメラを向ける非情さを厳しく非難する意見もある。しかし、阪神大震災直後のWomen’s
Messagesの記事で、「日本のメディアではあのように記者の感情も入れるのか」と外国人に聞かれ、最近、大手メディアでも同じ傾向が多くなり、自分のジャーナリストとしての感性は間違っていないかな~と思いつつ2枚だけシャッターを切った。
No. 63 April 12 .2003
「郵便局のハイテク化」
振込のため、窓口業務時間内に郵便局へ4時までに行く時間がとれず、往生していた。
あ~、今日もだめだった!と、ため息をつきつつ、引き出しを終えて、ふと見ると、振込項目を発見!だけど金額だけでは相手の部署にとどくかなー。
たまたまそばにいた年長の局員の人に聞いてみる。「大丈夫、その振込用紙でそのまま送れますよ」「えっ?そんなことできるの?」
自信がないからそばについてもらいながらトラ~イ。ややっ!機械上に自分がなぐり書きしたへたくそな字がそのまま写し出される。「だったらもっと丁寧に書くんだった!」と、悔やんでももう遅い。するする~と相手方に行ったみたい。
これ幸いとたまっていた振込を続けて、振込に慣れるトレーニング。「メカに弱い高嶋は長年見落としていたのかな~」と自己嫌悪に陥りながら「この機械はいつ頃から?」と聞くと「2ヶ月前くらいですよ」あ~よかった!「でもこの機種は市内ではここだけです」そっかーここは市役所前にある、市内では最重要郵便局だからなのね。
「機械の進歩についていくのがタイヘンだー」と、思わずひとりごと。「そうなんです。私たち郵便局員もタイヘンなんですよ」と振込方法をおしえてくれたひとが深刻な表情で言った。利用者も担当者も思いは同じなんだーとお互いなぐさめあってしまった。
No. 62
March 9.2003
「 報道規制の中での取材
」
2月22日の国際トーク「市民の目からみたイラク・北朝鮮情勢と日本の立場」はとてもエクサイティングだった。(時事英語トーキングの項目でvisualに紹介されているからぜひクリックしてね